この度、浅岡 大貴選手が退団することとなりましたのでお知らせいたします。
浅岡選手のこれまでの活躍に感謝するとともに、今後の活躍を応援しております。
■浅岡 大貴(あさおか だいき)
【ポジション】MF
【生年月日】1995年4月21日
【身長/体重】174㎝/73㎏
【経歴】八田SC ― OULET FC ― JFAアカデミー福島 ― 筑波大学蹴球部 ― アルビレックス新潟シンガポール(2018) ― 東京ユナイテッドFC
浅岡 大貴選手コメント
「まず、東京ユナイテッドFCを日頃から支えてくださり、応援してくださっているファン·サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、文京区の皆様、クラブ関係者の方々、1年間という短い間でしたが大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
そして私、浅岡大貴は東京ユナイテッドFCの退団と同時に現役としてサッカー選手を引退することに決めました。
5歳からサッカーをはじめ、12歳ではプロになるために親元を離れ福島へ行き、大学でもひたすらサッカーをし、卒業後にやっとのことでプロになるというここまでサッカーに本気で打ち込めたのは多くの方々の支えがあったからこそだと思っています。
本当にありがとうございました。
現役最後の試合を振り返ると、現役最後の試合は2019年シーズン最後の試合でもあり、市原カップ決勝でした。
大会の規模で比較すると市原カップは社会人サッカーの最高峰の大会である全国社会人サッカー選手権と比べると小さいです。
ですが、試合に大きいも小さいもないという言葉があると思いますが、いざ試合が始まればみんな負けたくないという思いで、目の前の相手に勝ちにいきます。負けたくないから。優勝したいから。サッカーが好きだから。
決勝は90分と延長戦でも決着がつかずPK戦へ。
私は4番目のキッカーに。
(試合前から現役最後の試合だと決めていたため、このPKが最後のタッチになるのだと思いながら、PKへむかいました。)
ボールをセットし
(これまで公式戦で何度かPKを蹴ってきましたが、この時のPKが一番緊張しました。)
無事に決めることができ、チームも優勝することができました。
(もう現役を引退したので構いませんが、僕はPKは自分から見て右下に必ず蹴ります。練習では、全て右下にどれだけ強いシュートを打てるかの練習をしていました。)
そのため、この小さな大会ながらも、チームみんなで勝ち取った勝利は嬉しかったですし、なにより、わざわざ遠くまでかけつけてくださったファンの皆様も一緒になって喜んでいただけたことが一番嬉しかったです。
がむしゃらにサッカーに打ち込めてきたのは、本当に多くの周りの方々の支えがあってこそだと感じたのと同時に、これがサッカーの素晴らしさだと思いました。
プレーしている選手も負けたくないという一心で目の前の相手に勝つことに全力を注いで熱くなり、見ている人も熱くさせる。
現役最後に改めてサッカーの素晴らしさを噛みしめることができましたし、東京ユナイテッドFCでプレーできたことを本当に誇りに思います。
本当にありがとうございました。
これからは選手ではなく、違う形でサッカーと皆様に恩返しができるように日々精進してまいりたいと思います。
東京ユナイテッドのより一層のご発展とご活躍を祈念しております。
また、どこかで皆様にお会いできる日を楽しみにしております。」