昨日グラウンドに足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
昨日は3連休初日の夜の試合。
それを選択された皆さんは、3連休の遠出を放棄されたということかと推察致します。
ベンチサイドから見渡せる大勢の観客の方々の姿に、僕の胸は熱くさせられました。
もちろん、事情あって足を運べなかった方々も沢山いらっしゃったかと思いますし、実際に、多くの方々から応援メッセージを頂きました。
改めまして、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
結果は引分けに終わり、首位VONDS市原との勝点差は6と、その差を詰めることはできませんでした。
それでも、選手達の闘いぶりには監督として満足しています。
もちろん勝ちたかったです。数字上は優勝の可能性がさらに下がったことも事実です。
ただ、負け惜しみでも何でもなく、足を運んでくださった方々に満足して帰ってもらうことができるかどうかも、今後プロクラブを目指す上で大切なことだと思っております。
勝利は最大の求心力であることは間違いありません。
しかし、勝利という結果以外にサポーターの心をいかに繋ぎ止めるか。
これが、僕のクラブ代表として最も大事な仕事だと思っています。
その解が昨日の試合で垣間見えた気がしたのです。
僕らサッカー小僧は、ピッチ上ほど自身を表現できる場はありません(仕事では多少は猫をかぶっていたりします)。
そんな場で観る人の心を魅きつけられなければ、僕たちは一体どこで人の心を動かせるのか。
来週は、新東京ダービーと銘打たれたスカパー!生中継試合です。
相手の監督は、尊敬する指導者の1人の羽中田昌さん。
場所は、生まれ育った江戸川の地、江戸川区陸上競技場。
引き続き皆さんの心を動かし続ける闘いをしたいと思います。
できれば「勝利」という結果も添えて。
東京ユナイテッドFC
監督 福田雅