共同代表の人見秀司です。ブログ間が空いてしまいました…。
<外見は一番外側の中身>
新入社員1年目、真新しいスーツにGショックをして出社したことがあった。
ご存じのとおり、プラスチックのごっついスポーツタイプのデジタル時計である。
会社の先輩に、「お前、Gショックとか会社にしてくんじゃねーよ。」と突然、突っ込まれた。
あまりに唐突に注意されたので、「なんでダメなんですかね?」と半ば反論がてら言うと。
「別に理由なんかねーよ。」と先輩。
「いやいや、この前、ビル・ゲイツもスーツにGショックつけてましたよ。」と、更に反論する自分。
「お前はビル・ゲイツか?」と先輩に一蹴された。
何年かして、自分自身が新入社員の面倒を見るようになって、このことをよく思い出す。
明らかに、スーツにGショックはオカシイわけで、それがビル・ゲイツなら許されても、新入社員がやったら、単なる場違いな野郎にしか見えない。(する人がすれば、お洒落になるかもしれませんが。。)
『外見は一番外側の中身』。たしか、佐藤可士和氏の書籍で読んだフレーズ。
中身がないなら、せめて、今すぐ直せる外見だけでもキッチリしろ。と。特別に高額なスーツを着ろというわけではなく、接する相手に不快感を与えない、あわよくば好感を得られるよう、身だしなみには最低限気をつかえ!ということを当時の先輩は言ってくれたんだと思う。ごもっともだ。
話は変わって、LB-BRB TOKYOでも、慶應義塾体育会ソッカー部、慶應BRBでも、試合前の写真撮影や試合終了後の挨拶など、ピッチに入るとき、出るときには、ユニフォームのシャツをパンツにインして、身だしなみを整えて試合に臨むことを徹底している。サプライヤーへの感謝の気持ち、サポーターへの敬意の表れでもあり、戦いに臨 むルーティーンでもある。本当に、些細なことではあるが、そうした小さな行動がチームの「一番外側の中身」をつくるのだと思う。
と書いてみたはいいが、最近、以下のニュースが目に入ってきた。
【鹿島】チームが金崎に異例のお願い「シャツ出して!」
今年からJリーグでは、背番号の下に新たに広告が掲出されるようになったことで、ユニフォームシャツをパンツにインすると、広告が見えなくなってしまうので、金崎選手に対してユニフォームを出して欲しい。という要望がチームから出されたとのこと。
時代の変化とともに、ユニフォームの正しい着こなしも変わってきている…。
「ユニのシャツを、ちゃんと出せ!」と、今までとは真逆のことを言う日が、近い将来、LB-BRB TOKYOにも来るかもしれない。
共同代表 人見秀司
シャツをパンツにきっちりイン!する市川選手。