直近のリーグ戦2試合、全社関東予選2試合を4連勝と飾ったユナイテッドは、現在4位と好調のCriacao Shinjukuとの対戦。
上位進出のためには勝ち越したいところだが、Jリーグ経験者を揃える強敵にどこまで迫れるか、チャレンジャーとして臨む。
試合開始早々、ロングボールを多用してユナイテッドゴールへ迫る相手の攻撃を跳ね返していたものの、前半16分、コーナーキックから失点。
直後には薄葉のシュートがポストを叩くものの、前半は1点ビアインドで折り返す。
ハーフタイムに3枚の交代カードを切って得点を狙うユナイテッドだが、63分にはペナルティエリア内で痛恨のハンドの判定で相手にPKを与えてしまう。
しかしここはGK田原が気合でPKストップ!
試合の流れはユナイテッドに傾いた後の71分、今度は佐々木がPKを得て自らがキックし、一度は相手GKに阻まれたものの、自ら押し込み同点に追いつく(1-1)
ここで畳みかけたいところだったが、アクシデントが発生。
東京武蔵野ユナイテッドFCから復帰し、今季初出場の川越が頭部に相手の肘打ちを受けて転倒。倒れている間に相手のシュートがゴールに吸い込まれ、会場内は騒然となる。
川越が担架で運び出された後に審判団が協議した結果、ゴールは認められずプレーは再開となった。
交代で入った菊池を含め、全員でゴールを目指し気迫のこもったプレーを続けたものの、無情にもタイムアップの笛。
試合展開としても、順位争いとしても、何とか勝利が欲しかったところだが、全員で戦った結果、貴重な勝点1を得た。
【関東サッカーリーグ1部 前期9節】
2021年6月27日(日)14:00キックオフ
Criacao Shinjuku 1-1 東京ユナイテッドFC
(STARTING XI)
▼GK 田原
▼DF 五十嵐、東山、鈴木(大)
▼MF 鈴木(康)、大塚、瀬川、飯田、井上(大)
▼FW 薄葉、服部
(SUBSTITUTE)
水野、大野、川越、鈴木(翔)、小谷、佐々木、菊池
(得点者)
71分 佐々木陸
本日のスターティングイレブン