東京都サッカートーナメント 準決勝
東京ユナイテッドFC 0-1 早稲田大学ア式蹴球部
【昨年あと一歩で届かなかった天皇杯出場をかけて、今年も西が丘へ】
相手は昨年度の学生王者・早稲田大学ア式蹴球部。
慶應をルーツに持つ東京ユナイテッドFCとしては、「ワセダ」と聞くと何かこう、心の奥の方にグッと感じるものがあります。
それは無視できません。あの臙脂のユニフォームに対してなにも感じない、ということはありえません。
そういった意味でも、負けられない、負けたくない、勝ちたい試合です。
そして始まったゲームは一進一退の攻防。ユナイテッドが押し込めば早稲田が押し返し、ゴールに迫れば迫られる。
ユナイテッド4、早稲田6、若干早稲田が優勢でしょうか。
しかし両チーム決め手を欠いたまま試合は後半へ。
ユナイテッドが気持ち押してるかな、という時間帯、早稲田がカウンターでユナイテッドゴールに突撃。
際どい競り合いに対して笛が吹かれると、早稲田にPKが与えられてしまいました。これを決められて0-1。
お尻に火がついたユナイテッド、ここから反撃と平尾、室崎を投入して早稲田ゴールに迫りますが、最後までゴールは奪えず。
拮抗した試合、0-1敗戦、PKによる失点。無念です。
(TEXT by LF)