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2017.12.08 クラブ

杉山哲獲得の背景

「哲なんてどうですか?」

来季戦力補強ミーティングで発せられた岩政大樹(以下、大樹)からの言葉。

大樹とは鹿島アントラーズ同期入団。今シーズンは北海道コンサドーレ札幌所属。

J通算(2004年~2017年)49試合出場。

直近4年間はリーグ戦出場無し。

この実績が物語るものは何か。

ゴールキーパーというポジションはただ一つ。

試合の流れを変えるために交代カードを切るということはまずありません。

僅かでもピッチに送り出すことで、

監督としての信頼を伝えてやりたいけれど、

残念ながらその方法をとることはできません。

それでも、チームに1人というわけにもいかないのです。

いつ巡ってくるかわからぬ出番に備えて、

巡って来た出番でチームの期待を裏切らぬよう、

ただただトレーニングに励む男が常にチームには2~3人います。

僕のサッカー人生で、そんな誇り高いゴールキーパーに何人も出会ってきました。

杉山哲も間違いなくそういう男です。

そんな彼が我々のゴールマウスに立つとき、

その陰で孤独な戦いを続ける仲間たちへの敬意は、

我々が持つそれとは比べものにならないはずです。

我々は即座に杉山哲獲得に動きました。

栄光につつまれた選手より、

泥にまみれた選手を我々は獲得したかったのです。

その経験が必ず我々を強くしてくれると思うから。

東京ユナイテッドFCプロ契約第2号。

来季杉山哲のプレーを是非とも目に焼き付けて欲しいと思います。

東京ユナイテッドFC

監督 福田雅

*先日のJリーグアウォーズで北海道コンサドーレ札幌 野々村社長から直々に哲を頼むよ、と。