試合情報

2018関東サッカーリーグ1部後期5節

2018.08.26(日) 12:00 KICK OFF AWAY 矢板運動公園陸上競技場
ヴェルフェたかはら那須 ヴェルフェたかはら那須
1

試合終了

1 前半 1
0 後半 1
2
東京ユナイテッドFC 東京ユナイテッドFC

試合経過

ヴェルフェたかはら那須 ゴール 16'
24' ゴール 能登 正人
45' 選手交代 黄 大城(out) → 井上 大(in)
65' 選手交代 香西 克哉(out) → 田鍋 陵太(in)
65' 選手交代 伊藤 光輝(out) → 佐々木 陸(in)
65' 選手交代 永里 源気(out) → 平尾 柊人(in)
ヴェルフェたかはら那須 イエローカード 78'
82' 選手交代 川越 勇治(out) → 佐々木 竜太(in)
92' ゴール 佐々木 竜太
95' イエローカード 能登 正人

東京ユナイテッドFC東京ユナイテッドFC

スターティングメンバー

GK 31 杉山 哲
DF 5 香西 克哉 選手交代65
DF 18 岩政 大樹
DF 20 附木 雄也
DF 25 黄 大城 選手交代45
MF 11 川越 勇治 選手交代82
MF 7 伊藤 光輝 選手交代65
MF 4 保坂 一成
FW 13 能登 正人
FW 19 河本 明人
FW 10 永里 源気 選手交代65

控えメンバー

GK 21 神舎 宏
DF 2 井上 大 選手交代45
MF 15 田鍋 陵太 選手交代65
MF 29 塚本 純平
MF 27 平尾 柊人 選手交代65
FW 9 佐々木 竜太 選手交代82
FW 26 佐々木 陸 選手交代65

監督

  • 福田 雅

マッチレポート

関東サッカーリーグ再開。舞台は灼熱の矢板総合運動公園。最高気温34度、ド快晴、12時キックオフ、という熱帯タイでプレーしていた⑩永里もびっくり、⑬能登もドン引き、⑱岩政は半ギレ(岩政選手のTwitter @_PITCHLEVEL 参照)、という灼熱のコンディションの中、ユナイテッドは4連勝を飾りました。

対戦相手のヴェルフェたかはら那須は、前期の対戦では1-1の引き分けに終わった相手です。実は、今まで勝ったことがない相手でもあります。

そこからユナイテッドはリーグ戦で勝ち星を重ねて3位、対するヴェルフェは波に乗れず降格圏の9位。しかし、ひとたび笛が鳴って試合が始まったら順位は関係ありません。とにかくこの90分に集中、と、⑱岩政、福田監督が異口同音にチームを鼓舞。油断大敵。簡単な試合などありません。

はたしてそのとおりの展開に。16分、カウンターから右サイドを突破され、低いクロスを上げられると、左サイドに流れたボールに⑲がフリーで走り込み左足を一閃。シュートがネットを揺らし、先制を許します。

開始直後、⑩永里のシュートがバーを叩いた瞬間、「簡単な試合」という単語が脳裏をよぎった自分を責めました。それは「今日は点取ったらビデオに手振るから」とクラブスタッフにリップサービスをした永里本人も同じでしょう。邪念は振り払わねばなりません。

しかし、ユナイテッドはすかさず追いつきます。24分、⑬能登が④保坂のセンタリングに頭で合わせて同点ゴール。⑲河本が珍しく点決めてガッツポーズしてる!と思ったら⑬能登だった、というのは余談です。アシストの④保坂は試合前に車を擦った(Twitter @TUFC_12 参照)ため、誰よりも早く試合に集中したかったのではないか、というのはもっと余談です。

余談はさておき、失点にも動じず、すぐに切り替えて追いついたところは、最近のチーム状態の良さを表しているのではないでしょうか。リーグ戦が中断している間に、②井上、⑳附木、⑦伊藤、⑧山田、⑪川越、㉓宮澤、㉔平尾、そして福田監督は東京都国体選抜として国体地区予選@茨城に出場。⑳附木は国体チームのキャプテン。⑪川越も今シーズン初ゴールを決めるなど、東京の3年ぶりの国体本大会出場に貢献したユナイテッドの「国体組」は明らかにコンディションが上がっています。

最近になって出場機会を増やし、得点も重ねている⑲河本、㉖佐々木陸の存在も見逃せません。

そして、⑮田鍋もついに怪我から復帰。

「この25人全員が均等に戦力になることが理想」というシーズン当初の⑱岩政の言葉が、今まさに現実のものとなろうとしています。

しかし、ここからが「簡単な試合などない」所以でした。自陣に引いて守るヴェルフェ守備陣をこじ開けられないまま、時間がジリジリと過ぎていきます。

見ているだけでも体力と集中力を奪われる猛暑。選手の疲労の凄まじさは想像を絶します。試合もそのような様相を呈し始めます。疲労感、そして停滞感です。

ユナイテッドは65分に3枚替え。⑤香西、⑦伊藤、⑩永里に代えて⑮田鍋、㉔平尾、㉖佐々木陸を投入。

㉔平尾がDFがラインの裏を狙いますがオフサイドにかかると、⑱岩政から「ライン見ろ!!」と強めの激励が。その後も「シュウト!途中から入ってきてそこに走り込めねえか!!」と強めの激励が飛びます。

強めの激励を受けた㉔平尾、㉖佐々木陸が相手守備陣をかき回し、少しずつ停滞感が払拭され始めます。しかし肝心のゴールが遠い。

スコアは動かず1-1のまま。ヴェルフェはセオリー通りに時間を使います。

この暑い中、都内から2時間かけてきて、勝ち点1でも御の字なんじゃないか……そんな気持ちになってしまいそうでした(まさしく時間を使う相手の術中にハマっております)。

残り10分を切ったところで、⑨佐々木竜太が登場。

残り10分を切ったところで投入されたストライカーが、それも今シーズンなかなか得点を重ねられない中、「みんな、お前を信じてるよ」と言われたその日(後期3節、横浜猛蹴戦)にスーパーゴールを決めたストライカーが、あと1点が取れずに苦しむチームを勝利に導くゴールを決める、それも後半ロスタイムに、なんて、そんな出来すぎた漫画みたいな劇的な展開、あるわけがない。あるなら見てみたい……。

……ありました。そんな劇的な展開が!

90+2分、⑲河本が左サイドから低いクロスを上げると、ゴールキーパーの目の前でコースを変えてゴールに流し込んだのは、⑨佐々木竜太!!

DFのマークを外し、GKの目の前にスッと入ってゴールを決める神出鬼没の動きは、まさにストライカーのそれでした。

土壇場で値千金の逆転ゴール!!

沸くユナイテッド陣営。「たーーーっぷり時間使え!」と福田監督。

最後の最後でコーナーキックのピンチがあり少し不安になりましたが、しっかりと跳ね返してゲームセット。

2-1。今まで勝ったことのなかったヴェルフェ相手に、劇的な逆転勝利。

4連勝です。しかし、もっと劇的な何かが見られそうな期待感が今のチームにはあります!

今週も応援ありがとうございました!!

Text By LF