試合情報

2018関東サッカーリーグ1部前期2節

2018.04.07(土) 11:00 KICK OFF AWAY 流通経済大学フットボールフィールド
流通経済大学FC 流通経済大学FC
1

試合終了

1 前半 1
0 後半 1
2
東京ユナイテッドFC 東京ユナイテッドFC

試合経過

矢野 圭悟 ゴール 36'
39' ゴール 岩政 大樹
45' 選手交代 黄 大城(out) → 井上 大(in)
59' ゴール 宮澤 弘
64' 選手交代 伊藤 光輝(out) → 塚本 純平(in)
宮本 優太 イエローカード 70'
73' 選手交代 能登 正人(out) → 川田 悠介(in)
家泉 怜依 イエローカード 76'
77' 選手交代 宮澤 弘(out) → 野村 良平(in)
83' 選手交代 川越 勇治(out) → 平尾 柊人(in)
磯谷 洋武 イエローカード 87'

東京ユナイテッドFC東京ユナイテッドFC

スターティングメンバー

GK 31 杉山 哲
DF 5 香西 克哉
DF 18 岩政 大樹
DF 20 附木 雄也
DF 25 黄 大城 選手交代45
MF 11 川越 勇治 選手交代83
MF 7 伊藤 光輝 選手交代64
MF 4 保坂 一成
MF 13 能登 正人 選手交代73
FW 9 佐々木 竜太
FW 23 宮澤 弘 選手交代77

控えメンバー

GK 1 大野 雄亮
DF 2 井上 大 選手交代45
MF 6 黄 大俊
MF 29 塚本 純平 選手交代64
MF 14 野村 良平 選手交代77
MF 16 川田 悠介 選手交代73
FW 27 平尾 柊人 選手交代83

監督

  • 福田 雅

マッチレポート

前節、関東社会人リーグ1部開幕戦を1-1で引き分けたユナイテッド。今節はリーグ戦初勝利を目指しての戦いとなる。会場は龍ケ崎。相手は流通経済大学FC(以下流経大FC)。

ユナイテッド、この日はスタメン3人を入れ替えて臨む。⑤香西、⑪川越、⑨佐々木竜太が先発。前節スタメン出場した⑮田鍋、⑧山田は「新人研修なので欠席になります。みんな頑張ってね!研修所から応援してます!」

流経大FC、メンバーは高校卒業したて、大学入りたての一年生。とはいえGK①薄井、MF④宮本、⑦菊地は

先日のデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に高校選抜として出場

し、

見事優勝を果たす

など、ユース年代での実績に加えて自信も十二分、「ピカピカの一年生」ではなく、「ギラギラのルーキー」である。

そんな流経大FCの勢いに面食らったか、なかなかペースを掴めないユナイテッド。やっと⑤香西のパスから⑨佐々木竜太がバーを掠める惜しいシュートを放った時には、キックオフからすでに25分が経過していた。

25分間、チャンスらしいチャンスを作れなかったのである。出るはずの一歩が出ず、通るはずの一本が通らない。なぜだ! 苛立ちと困惑が広がるユナイテッド。

対する流経大FCも、高い技術と球際での気迫を見せつけるものの、なかなか決定機までは至らない。遠目から積極的にシュートを放つが、枠には飛ばない。

両者沈黙の膠着状態。ゴールが遠いのだ。

そしていつの間にか空を覆う灰色の雲。吹き荒れる強く冷たい風(ユナイテッドにとっては逆風)。何やら不穏な空気がピッチを覆う。まだ何も起きていないが、間違いなくこの後何かが起こりそうな雰囲気。問題はどちらに何が起こるかだ。期待と不安が渦巻く流経大フットボールフィールド。

そしてそれは起きた。37分、流経大FC右サイドからのアーリークロスを⑱岩政がまさかのクリアミス。ボールがエリア内にこぼれてしまう。そこに走り込んだ相手右サイドバック⑲に拾われると、フリーで打たれた低いシュートは㉛杉山の手を弾いてゴールネットを揺らした。流経大FCが先制する。【0-1】

さあ、得点が現実となった。それも絶対的な存在である岩政大樹のクリアミスから。最も想像し得ない形で均衡が破られた。リアリティのないシナリオが現実となった。今やこのピッチ上では何が起きてもおかしくはない。先程までなんとか保たれていたゲームのバランスはすでに崩れている。こういった試合の流れ、空気の変化を、最も長く、リアルに感じ、かつその中で勝ち続けてきた男が一人。サッカーの難しさと面白さを誰よりも身にしみて知っているその男が、すかさず同点ゴールを奪う。39分、㉓宮澤のフリーキックから、⑱岩政大樹。【1-1】

興奮と安堵の中、前半は1-1で終了した。

そしてぜひ想像してほしい。「フリーキックからの岩政大樹のゴール」。鹿島アントラーズ時代から何度も目にした「フリーキックからの岩政大樹ヘッド!」

今回のゴールがいかなる状況だったかは、読者の皆様のご想像にお任せします。

ユナイテッドはハーフタイムに交代カードを切る。主将㉕ファンテソンに代わり、副将②井上大がピッチに立つ。

後半、先にチャンスを作ったのはホームの流経大FC。カウンターから⑩が裏に抜け出し、追いすがる②井上を振り切って左足でシュート。大きな決定機だったが、ここには㉛杉山が立ちはだかった。完璧なセービングでシュートをはじき出す。

サッカーとは面白いもので、ピンチのあとにはチャンスがやってくる。後半15分、右サイド⑤香西のクロスが長くなって流れたところを㉓宮澤が拾って再び折り返すと、これを処理しようとした相手GK①が痛恨のミス。ボールはゴールに吸い込まれた。幸運な形ではあるが、ユナイテッドが勝ち越す。【2-1】

とはいえリードはわずか一点であり、その後も試合の流れを引き寄せたとは言い難い。チャンスを多く作ったのは流経大FC。⑪のシュートが枠を掠める。⑲のシュートをDFがブロックして事なきを得る。34分には⑦がエリア内で二人交わしてシュートという見事なプレーを見せるが、百戦錬磨のユナイテッドGK㉛杉山がこれを落ち着いて処理したことで、なんとかリードを守った。

この間、⑦伊藤に代えて㉙塚本(デビュー戦である)、⑬能登に代えて⑯川田、㉓宮澤に代えて⑭野村、⑪川越に代えて㉘平尾、と積極的に交代カードを切り、嫌なムードを感じつつもどうにか凌ぐ展開。

流経大FCも最後まで諦めない。40分、47分にも決定機を作る。が、どちらもシュートは枠を超えた。

結局、少ないチャンスをモノにしたユナイテッドが今季初勝利。しかし、満足感に浸る余裕などない。むしろ危機感のほうが強いだろうか。勝ったことが唯一の収穫である。とはいえ、これが最大の収穫でもある。

コメント

福田 雅 共同代表/監督

福田 雅 共同代表/監督

-今日の試合について
勝ったこと以外に収穫はない。
-今後の課題は
多すぎて挙げたらキリがない。ただ、"土曜の朝イチアウェー"という厳しい条件で勝てたことは良かったと思う。

杉山 哲

杉山 哲

-今日のゲームは
相手が組織より個人で戦うフレッシュな大学生なので、やりづらさはあった。しっかり勝点3取ったのは結果としてはよかったが、内容は良くなかった。今日の勝ちを生かせるように次に向けて準備したい。
-今日は3点分くらい止めた活躍でしたが
自分のコンディションは良いので、これからも続けてチームの力になりたい。